動画制作メイキング

皆さま、ごきげんよう~。
今回は先日制作させていただいた穂月ちゃんの
歌ってみた動画についての簡単なメイキングです!

制作に携わったクリエイター様

Vocal:穂月さま
illustration:NAOさま
Mix:ロンゲストさま

記事の掲載を承諾していただきありがとうございます!

動画はこちら

制作にあたり

まずは今回の制作ですがすごく可愛いイラストと素敵なお歌だったので、
おお…!この動画を私が作るのか…!!?と正直ドキドキでした。

私も歌ってみたを投稿したことがあるのですが、
録音のとき、MIXデータが納品されるとき、
イラストが納品されるときや動画を制作しているとき…
どの過程もワクワクで楽しい…!

そのため、データを受け取った時に
改めて責任重大だあ!と陰でドキドキしたことを覚えております。

主な流れなど

今回ご依頼で映像を制作するのは
はじめてだったこともあり、以下の工程で実施しました。

制作の流れ

こんな感じです!ざっくり!

イメージを膨らませる

全体把握、新しい試みへの挑戦を課題に
制作前に絵コンテのようなもの?を制作しました。

最初に作った映像

すっごい恥ずかしいのですが、
今回の動画を制作する前に始めてAEを触った際に作ったものです。

内容は、ポケモンスリープを始めて
毎日ピカチュウからくるおやすみの約束を守れず、
朝起きて絶望する…という心情を現した映像です。

逆に言えば、このレベルでもAEはチュートリアルなどが豊富なので
必要になってくる技術を調べれば簡単な映像は作れます!とっても頼もしい。

個人的に課題と感じた部分をあげると、
Adobeソフトの操作性に慣れていない人はできる事が多い分、
最初はとっつきづらいかなという印象があります、私がそうでした。

絵コンテについて

絵コンテを制作し、イメージを固めてから必要になってくる
アニメーションや効果を探してくるという方法をとりました。

今回はじめて制作でAEを使用したので、
本来であればチュートリアルなどで技法を学んでから
制作にあたるのがセオリーなのかな?と思います。

管理方法

テンプレートはこちらのサイト様からお借りしております。
無料かつ便利なので是非!

絵コンテのメリット

今までは作りたいと思ったところを
ぱ!ぱ!っとシーンごとに作っていたのですが、
そうすると、世界観をまとめたり、
尺や素材を管理することが難しいのです。

イラストと同じで、作りたいものをそのまま書き起こすより
完成図を描き起こしてから工数や必要となる技術を
まとめて作業に取り掛かる方が、最初は時間がかかりますが
依頼者さまとの連携や、完成までのスケジュール管理などが
スムーズにいくのではないかなと思います!

イメージのかき起こし

イメージがないことには、何も始まらないので
なんでもいいから箇条書きにしてみる!
これは後から書き直したものですが、
実際はもっと走り書きで汚いです…!

素材を作る、探す

必要になってきそうな素材を作成。

お気に入りポイント

お気に入りポイントを作るのも大切!

タイムライン構成

一応載せますが、絶対に参考にしないでください。
めちゃくちゃ汚いです。

制作で得た気づき

改めて色々なMVなどをみると、
かなり細かい部分に色々工夫がされているということに気づきました。
たくさん映像を見なきゃですねえ。

①背景とイラストのモーション付け

個々にイージングやアニメーションを付けると
シンプルな素材でもかなり個性が出てくると思いました。

テキストもいわゆるボカロMVのような、
パッパッと文字がズームするもの、落ちてくるものなど
参考になるものが多いなあと思います。

文字も思ったより短い箇所で分けて
アニメーションを付けているんだなあと思うと同時に、
こなれ感を出すのが難しいなあと思いました。

アニメーションづくり

イラストはアンカーポイントで、ピョンピョンさせたり
パペットピンでアニメーションのような動きを付けるという
手法があることを学びました。

アンカーポイントは、シンプルながら簡単に動かせるので
ポップな映像に合いそうだな~と思いました。

パペットピンはパスを用いてイラストを動かせるので、
Live2Dのようなアニメーションづくりに近いのかな?という
印象でした。複雑な動きにも挑戦出来そう!

ちなみに画像のイラストはアンダーテールのメタトンです。
好きなキャラクターです。かわいい。

参考になるサイト様

「モーション周期表」

「トランジション周期表」

すごいんだ…このサイト…
見ているだけでも超楽しい!

こんな動きしてみたいんだよな~という作例もすぐ見つかるので、
チュートリアルを探すときも大活躍!

最後に

ここまで見て下さりありがとうございます!
とっても嬉しいです。


まだまだ初心者の拙い文章ではありますが、
今回の記事が、興味や関心のきっかけになったり、
何かのお役に立てば幸いです。

それではまたお会いしましょう~。